ダイナースカードとアメックスカードについて

「ダイナース」と「アメックス」について

クレジットカードの中でも「ダイナース」と「アメックス」は共に高ステータスカードと言われ、国際ブランドの中でも別格のクレジットカードになります。

「ダイナース」の場合、一般カードやプラチナ、ゴールドといった概念がなく、「ダイナースクラブカード」と「ダイナースクラブ プレミアムカード」の2種類のカードがあります。
「ダイナースクラブカード」は、一般的なクレジットカードのゴールドに相当すると言われていて、一般カードとして認識している人はいないです。

一方で、「アメックス」の場合、一般カードであるのが「アメリカン・エキスプレス・カード」で、通称「グリーンカード」とも呼ばれ、年会費が13,200円となっています。

また、海外での使用に関しては、「ダイナース」はヨーロッパに強く、「アメックス」は北米で強いカードとされています。

「ダイナース」と「アメックス」のどちらを利用すべき?

「ダイナース」と「アメックス」は共にステータスの高いクレジットカードと知られていて、それぞれに得意分野があります。

例えば、「ダイナース」の大きな特徴としては、会員一律の利用上限額が無いという点です。
会員の利用状況や資産により利用限度額が決められるので、利用実績を積み重ねていけば利用上限額も上がっていきます。

さらに「ダイナース」は「食」に強いといわれていて、エグゼクティブダイニングに含まれる高級店も最大2名まで無料で利用できるサービスがあります。

また、「アメックス」は海外旅行に強いと言われていて、海外旅行保険ではグリーンカード以上で家族特約が付きますし、手荷物無料配達を往復で利用できたり、海外旅行先でのサポートや紛失・盗難等のトラブルに対する対応も迅速で定評があります。

また、国内主要空港のラウンジ28か所を無料で利用でき、さらに同伴者も1名無料で利用できます。
さらに、プラチナカード以上の上級会員になると、センチュリオンラウンジという高級ラウンジを利用することもできます。

もちろん、各カード共に他にも多くの特典があり、一概にどちらのカードがいいとは言えません。
まずは、インターネットなどでどのようなサービスを受けられるのかを調べた上で、どちらのクレジットカードを持つかを決めるようにしましょう。

「アメックス」と「ダイナース」のグレードについて

「ダイナース」の場合、「ダイナースクラブカード」で一般的なクレジットカードのゴールドカードに相当すると言われています。
また、「ダイナースプレミアム」になると、一般的なクレジットカードのブラックカードの価値を持つと言われます。

「アメックス」も、「グリーンカード」がゴールドカードに相当、「アメックスゴールド」は「プラチナカード」に相当すると言われています。

さらに、「ダイナースクラブカード」は「アメックスゴールド」に相当すると言われています。
「ダイナースクラブカード」は24,200円、「アメックスゴールド」は31,900円となっていますが、サービス内容やステータス性は同等とされています。

「ダイナースクラブ プレミアムカード」と「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」で、一般的なクレジットカードのブラックカードに相当するとも言われています。

ただ、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」は年会費が385,000円という価格で、別格のクレジットカードとも言えます。

デメリット

「ダイナース」「アメックス」共に、ポイントプログラムは不評です。
例えば、ポイント還元率は共に0.5%くらいで、他のクレジットカード比べると低いです。
また、共にマイル移行が可能ですが、手数料が掛かるのもデメリットです。

さらに、両クレジットカード共に、世界中で使えるお店が少ないというのも大きなデメリットです。

それに、やはり年会費の高さもデメリットにはなるでしょう。
ステータス性や高いサービス性が売りなので、年会費が高くなるのは当然ですが、庶民感覚からすると高く感じてしまいます。
そういった意味では、比較的高収入の方向けのクレジットカードと言ってもいいとは思います。

とは言え、公表されている審査基準を見る限りでは、ある程度安定した収入があれば審査には通る可能性もあるので、もし1枚は持ちたいという方は一度申し込んでみるのもいいでしょう。

因みに、「ダイナース」は27歳以上、「アメックス」は20歳以上という年齢による制限もあるので気をつけて下さい。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP